開発ストーリー

TONG LIGHT DEVELOPMENT STORY

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Q1:この製品がDUENDEで発売となった経緯は?

2008年にプロダクトデザイナー佐藤崇氏がミラノサローネに出展した作品をDUENDEで商品化したいと申し出て、実現しました。

正面からみると、Tの字のようなフレームは、それが照明器具とは想像しにくく、少し小ぶりなオブジェのようでしたが、横からみるとメカニカルな印象の電球とソケットが縦に開いた隙間から覗き、ミニマルでシンメトリーなデザインでありながら、置く方向で見た目の印象が変わるデザインがとても素敵だと思いました。

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Q2:デザインや製品の特徴はどこ?

間接照明は部屋全体を明るく照らすためではなく、自然光が弱い室内や、夜間の暗い中でインテリアの一部として雰囲気を楽しむ要素が強いと思います。

明るい部屋の中では照明としての役割は果たさず、その存在はテーブルや椅子のような“人が使うため”のインテリアではなく、出番のないアイドリング状態の物体です。TONGライトは使っていないときにも、その佇まいはコンパクトでミニマル、飾りとしてオブジェのような愛らしいフォルムで自らの出番を待っているかのようです。

満を持してライトのスイッチをONにすると、アイドリング状態と印象が変わって光の表情が魅力かつ特徴的です。電球の上半分をアルミコーティングしてあり、上への光を遮って電球の半分から下を照らすミラー球と呼ばれる電球から放たれる光が、TONGをモチーフにしたフレームが創る光と影の織り成す灯りが美しく、幻想的な空間を演出します。

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布製のシェードのように、光を弱めてシェード自体が灯りになるのではなく、TONGライトは電球の周りを包み込むメインフレームは、照明を付けたときに壁や周辺にコントラストの効いた光と影を創り出します。

また、シェード下に空けられた小さな穴から漏れる光も設置された面(台側)に模様を映し出し、光と影の陰影が魅了します。

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Q3:製品化をする際にこだわった点など

Elle Decoration Collection 2008 Magazineで優秀ライト賞のひとつにも選ばれたプロトタイプは、一枚のアルミニウムのプレートを曲げて制作されていましたが、DUENDEではスチールで生産することにしました。

重心が上にあり倒れやすい点を改善しなければ、安全面で照明器具として販売できないため、デザイナーの佐藤さんと協議を始めました。

全体のデザインを大きく変更することなく、ライト自体を安定させながら二つの左右対象の構成パーツをベース部分で美しくつなげる方法を検討し、ボトム部分に錘(おもり)を設置して、安定性を増しながら左右の部材を接合させるパーツとしても活用する方法を採用しました。

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電気ソケットは、PSE(電気用品安全法)に基づいた日本製を使用し、安心安全にお使いいただけることはもちろんのこと、リラックス空間を演出するプロダクトとなる事を願っております。

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