開発ストーリー

TILL DEVELOPMENT STORY

Q1:TILLがDUENDEで発売となって経緯は?

2009年にインテリアデザインを中心にした展示イベントDESIGNTIDE TOKYOで、デザインユニットMUTE のお二人が発表したプロダクトを、DUENDEで製品化を申し出て実現した製品です。

10数mmのスチールの棒がスっと伸び、角度を変えてその上にプレートが乗っかっている。
足元を見ると、小ぶりな丸いベース。なんとパーツの少ない構成だろうと感銘を受け、DUENDEとして製品化したいと素直に思ったのがきっかけです。

早々にTILLの製品コンセプトと、私たちのモノ作りやブランドとしての考えもマッチし、製品化の話が進みました。

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Q2:デザインや製品の特徴はどこ?

生活の中に置くシンプルな形のものを、という事から考えられた通り、すごくシンプルな作りだと思います。狭い玄関で傘を掛けるためのプロダクトとしてスタートし、長傘を掛ける高さまでベースプレートから10mmφのスチールロッドが真っすぐ伸び、90度曲げてある。さらにその棒が上に曲げられてトレーが乗っかっている。

それだけのミニマルなデザインは、なにも引っかけてない、なにも置いていないときでも、とても美しいと思います。

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丸いベースのサイズ、ロッドの太さトレーの位置とサイズ、すべて計算されたデザインですが、どう使うかを創造できるプロダクトでもあると思います。

玄関や土間に設置するならば、トレーにはキーホルダーやカードケースを置く。傘だけではなく、ワンちゃんのリードや靴ベラを引っかけることもできる。

リビングや部屋に置くならば、植物をぶら下げたり、トレーに小物やシーズンディスプレイを飾ったりとこれ!という使い方を限定しない、使う人の想像力を掻き立てるワクワクする魅力的なデザインの製品だと思います。

 

Q3:製品化をする際にこだわった点など

プロトタイプは、上部のトレーも円形のベースも溶接してありましたが、そのままだと無駄にパッケージサイズが大きくなり、輸送運搬時に無駄なコストが掛かってしまうことを考慮し、それぞれ分解して組立式に変更しました。

しっかり厚みもある丸いスチール製のベースと、支柱、トレーは別々のパーツにするので、組み立てたあとにトレーの上にラバー状の板を取り付ける必要があります。TPR(Thermo Plastic Rubber)という少し弾力のある樹脂を金型で成形し、TPRの裏側に凸部を設け、スチールプレートに穴を開けてはめ込むことでズレたり外れたりしないような仕様にし、組立後にトレーを取りつける方法を採用しています。

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濡れた傘をそのまま掛けるとしずくがベースの上に滴り落ちるため、錆の原因が防げるよう、本体を水濡れから守り、簡単に取り外しが出来て、水洗いでが可能なTPR製の雨受けも付属しています。

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バーに引っかける以外にも、フックがあると植物を吊り下げたらお部屋の中でも使い道が広がると思い、同じカラーに塗装したオリジナルのS字フックも附属しました。

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傘掛けとしても、お部屋のアクセントとしてもシンプルで長く使って頂ける事に気を配って製品開発をしました。

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