ソファサイド、玄関脇、手を伸ばせば
そこにいてくれるCOMPANION

2022年11月15日

text & photograph:小泉 恵里

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text & photograph:小泉 恵里

 

ソファサイドにぴったりのテーブルがやって来た。

DUENDEのCOMPANION だ。さっそくリビングのレザーソファの前に置いてみたら、ずっと前からそこに居たように馴染んでいる。COMPANION(仲間)というその名の通り、すぐにその場に溶け込んで仲良くなれる、そんな愛嬌のある存在だ。

土台の黒いスチールが硬質感があって、それを和らげるような木の天板、そして白い陶器。スチール、木、陶器の3素材の組み合わせがモダンになり過ぎず、ほっこりし過ぎず、最高のコンビネーションだと思うのだ。

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私が家具を選ぶ時に最も大切にしていることの一つが素材のミックス感。その点で言うとCOMPANIONの素材ミックス感はいいバランス。
木だけだとナチュラル感ありすぎるし、メタルだけでは無骨過ぎ。その中間の冷た過ぎないモダンな表情が上手いのだ。

細長い長方形のシルエットは極めてミニマル。ソファの前にも、横にもスッキリと収まる形は便利に使える。今はソファ前に置いているけれど、きっとベッドサイドに置いてもスマホや本を置くのにちょうど良さそうだ。

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私は、ソファに一旦座った途端、そこから一ミリも動きたくなくなる。特に、家事を終えて仕事もひと段落した後にお茶を飲みながらテレビ、家族が寝静まった後の読書など一人時間にはなおさらソファから腰を上げたくない。ソファ前にテーブルはあるけれど、テーブルの上に置いたものを取るにはソファから腰をあげなくてはならない。「よっこいしょ」これだけでもう集中力が途切れるし、面倒なのだ。

時にはコーヒーとチョコレート、時にはお茶、夜にはワインや日本酒とともに映画三昧。しばし家事と仕事を忘れて集中する時間が、瞑想のようになっている。

 

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天板が木部と陶器もリバーシブルなので、気分に合わせて変えることができるのも嬉しいポイントだ。

 

この細長シルエット、きっと玄関にも合いそうだと思って玄関のドア前に置いてみた。普段、犬の散歩で使うハーネス、リード、ペット用の虫除け。普段はカゴに入れているけれど、COMPANIONに置いたほうが散歩への流れがスムーズ!バタバタしないですぐに外に出ることができるのだ。

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観葉植物とともにリビングに置いてもいいし、マガジンラック付きのCOMPANIONであればさらにソファサイドでの読書タイムが豊かになるし、このCOMPANIONは汎用性があっていい。一つの用途で使わなくなっても、家の中のどこかできっと活躍する。どこにでもフィットしてくれる優しくて頼もしい家具ではないだろうか。

 

 

小泉恵里

フリーランスのエディター・ライター。ファッション系の企画&コンサルタント会社の後、出版社へ。「流行通信」「WWD JAPAN」「GQ JAPAN」などのエディターを経て、独立。現在はファッション、食、ライフスタイルの取材・執筆活動をするほか、ウェブメディアのディレクション、リテールビジネスのコンサルティングなども行っている。

 

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