MERGE SHELF
何を置いてもしっくり
クールにきまるシェルフ

2023年8月24日

text & photograph:小泉 恵里

シェルフといえば、背板のないオープンラックが好きなのです。

格子のウッドのものを使うことが多かった私なのですが、今まで使っていたラックは全体が木なので、ナチュラルなイメージになりがちでした。さらに、格子状のウッドが目立ちすぎて、中に飾ったお気に入りのモノたちが棚の引き立て役になっていたような。

duende1

我が家にMERGE SHELFが来て、ベッドルームの雰囲気がガラッと変わりました。

スチール板と支柱に使ったナチュラルな質感の絶妙なコントラスト。スチールの硬質感とウッドの有機的なあたたかさがいいバランスです。クリーンな雰囲気が今の気分にぴったりで一目で気に入りました。ディフューザーを置いたり、好きな作家さんの器や写真集、読みかけの本などを置いたりしています。ギターを弾くときには楽譜を立てることも。

duende3

このスチールシェルフの最大の魅力は、なんといってもカラーリングとフォルム。

淡いベージュ、ライトグレー、ダークグレーの三色の棚板の位置を自由に決めることができるのも楽しい。どの色をどの位置に置くのかで散々悩んだ結果、ダークグレーを真ん中に置いて色を引き締め、シャープさを際立たせる順番にしました。

duende5

オープンラックの難点は後ろに物が落ちてしまうことでしたが、MERGE SHELFのスチール板は、背面の板が立ち上がっているのでたとえ本を立てかけても向こうに落ちる心配がない。

横から見るとスチール板の片方は上に、片方は上に曲げられているのもデザイン的に面白い。

duende7

スチール棚は強度に優れているので、ある程度の重さがあるものを乗せても大丈夫だし、濡れてもさっと拭けばいいのでアロマを置いても花瓶を置いても安心。メンテが楽だしおしゃれに見えるし、申し分のない相棒になっています。

バックパネルがないので部屋の中心に置いても映え、空間の間仕切りとしてもぴったり。

duende9

今は小さなシェルフなので壁につけて使っていますが、いつかもう一つ背の高いMERGE SHELFを手に入れて二つ組み合わせてデスクとベッドの間仕切りにしたいなと思っています。

 MARGE SHELF 

 

小泉恵里

フリーランスのエディター・ライター。ファッション系の企画&コンサルタント会社の後、出版社へ。「流行通信」「WWD JAPAN」「GQ JAPAN」などのエディターを経て、独立。現在はファッション、食、ライフスタイルの取材・執筆活動をするほか、ウェブメディアのディレクション、リテールビジネスのコンサルティングなども行っている。

 

●COLUMN TOPへ

●ARTICLE TOP へ

 

 

NEW ARTICLES! NEW ARTICLES!
ページの一番上へ